武相二十八不動霊場巡りの旅

高幡不動尊 金剛寺

訪問日:平成29年5月28日

京王線・高幡不動駅で下車しました。参道を歩き、仁王門から境内に入ると、不動堂の前に開帳塔婆が見えましたので、早速、結縁綱を握り、不動明王と御縁を結びました。そして、不動堂に上がり、護摩に参加しました。高幡不動では毎日護摩が行われていますので、訪れた時は是非参加しましょう。

不動堂には平成9年に造立された新丈六不動三尊が祀られており、今年(平成29年)は入仏開眼から丁度二十年の記念の年となります。境内で配布されていた高幡不動尊山報第99号の6ページ目に平成9年4月開眼時の写真、1ページ目に現在の写真が掲載されており、その違いにビックリしました。山報には

霊像はお仕えする僧達の絶え間ない精進と千年にわたるご参詣の方々のお祈りによって、現在のような有り難いお姿になられたのだ

と書かれてあり、その通りだと思いました。

次は不動堂の後ろにある奥殿に向かうと、結縁綱が不動堂から奥殿まで伸びており、奥殿に祀られている平安時代の不動三尊にもつながっていました。平安時代の不動三尊はいつ見ても本当に立派で、日本を代表する不動三尊像です。

最後は寺務所で御朱印をいただきました。これで武相二十八不動霊場を満願成就しました。観音霊場とは異なる、不動霊場の魅力を実感できました。

不動堂と開帳塔婆

奥殿