鎌倉二十四地蔵霊場巡りの旅 覚園寺

覚園寺

拝観日:平成25年3月3日

覚園寺の拝観はお寺の方の案内に従って、境内を巡ります。

集合時間は
・平日 午前10時、11時、午後1時、2時、3時
・休日 午前10時、11時、12時、午後1時、2時、3時
となっており、雨天、荒天日、8月、12/20~1/7は休止になっています。

まずは愛染堂の説明を聞き、その後、拝観料500円を受付で払い(一緒に納経帳も預け)、境内を巡りました。

薬師堂には、薬師三尊像と十二神将が祀られています。何度拝観しても素晴らしい仏像だと感じます。薬師堂の後も、十三仏、境内に生えている草木の案内等を聞きながら境内を巡り、札所本尊の黒地蔵尊が祀られている地蔵堂に到着しました。

黒地蔵と呼ばれる理由は、地獄で業火に焼かれる罪人の苦しみを和らげようと獄卒の代わりに火焚きをした為、焼け焦げてしまった、つまり、黒くなってしまったからです。また、黒地蔵尊のお守りは「しゃもじ」です。これはしゃもじがお米を余すことなくすくう、黒地蔵尊は地獄に落ちた者をも余すことなく救うからです。

地蔵堂の次は千体地蔵堂。こちらには黒地蔵尊の分身である小さなお地蔵さんがたくさん祀られています。その像の一体を家に持ち帰り、願いがかなったら、お福分けとして、借りたお地蔵さんにもう一体プラスして、お返しするそうです。

今回お参りして、8月10日の黒地蔵盆に訪れたいなと思い、カレンダーを見ると今年の8月10日は土曜日です。ですので、必ず訪れようと思います。

山門