極楽寺
巡礼記
訪問日：平成22年10月3日
坂道を登って境内に入り、本堂に向かいましたが、お堂の前に南知多五色観音のお一人である須佐浦観音像が祀られていました。このように複数の観音霊場があるということは知多半島が信仰の篤い場所なのだろうと思いました。
お堂に上がると中央壇の阿弥陀三尊像にお参りをし、左壇に移動すると、中央に十一面観音像が祀られており、綱が繋がっていました。その左右には、十一面観音像と不動明王像が安置されていました。
右壇には身代わり石弘法大師が祀られており、更に右には豊川稲荷さんが祀られていました。
極楽寺では朱印の当て紙に金子みすずの詩が書かれていました。
あさやけ こやけだ 大漁だ
おおばいわしの 大漁だ
浜は 祭りの ようだけど
海の中では 何万の
いわしの とむらい するだろう
本堂