西国三十三観音霊場巡りの旅 華厳寺(結縁御開帳)

華厳寺(結縁御開帳)

巡礼記

訪問日:平成21年3月14日

朝起きると雨も降っていましたが、それよりも風が強く吹いていました。よって、新幹線が時刻通りに運行しているか心配になりましたが、さすが日本が誇る新幹線です。新横浜駅を時刻通りに出発した新幹線は、これまた時刻通りに名古屋駅へ到着しました。名古屋駅で在来線に乗り換えて、岐阜駅へ。そこで、今回同行する方々と合流して、ジャンボタクシーに乗って、華厳寺を目指します。

華厳寺の結縁御開帳期間は平成21年3月1日から14日までですが、既に訪れた方々から「非常に混雑していた」、「御朱印を頂くのに随分時間がかかった」と聞いていました。よって、勝尾寺で経験したような大渋滞と予想していました。しかし、当日の天候が雨だったのが幸いしてか、我々の乗ったジャンボタクシーは渋滞に巻き込まれることもなく、華厳寺の駐車場に着きました。

駐車場からは歩いて本堂に向かいます。私は華厳寺の参道をお店を見ながら歩くのが好きです。興味を引かれるお店がたくさん並んでおり、歩いているだけで楽しい気分になります。

そして、本堂に到着しました。御開帳の為、混雑していることはしていますが、予想していたよりはるかに人が少ないです。まずは観音様にお参りです。結縁綱をしっかり握って、お参りをしました。しかし、観音様のお顔は残念ながらよく分かりませんでした。多くの方が観音様のお顔を見ようと賽銭箱の前でしゃがんでいました。 納経所で御朱印を戴いた後、笈摺堂、満願堂でお参りをしました。本堂でのお参りが終わるとすぐに帰る方がいますが、華厳寺では、笈摺堂、満願堂もきちんとお参りすべきです。

塔頭の明王院でも御開帳をしていましたので、そろってご開帳されるのが百年ぶりと掲示されていた愛染明王、聖観音、弁財天、托枳尼真天(だきにしんてん)にお参りをしました

一巡目のお参りでは一番最後、つまり結願寺として訪れましたが、今回の二巡目では御開帳時期の関係で、まだ全て巡っていないのに訪れることとなりました。今回訪れて、やはり華厳寺は一番最後に訪れたいお寺だと感じました。

開帳案内その1

開帳案内その1

開帳案内その2

開帳案内その2