宝戒寺
拝観日:平成24年3月19日
受付で拝観料100円を払い、境内に入りました。境内には今年は開花の遅かった梅の花が咲いており、多くの人が写真を撮っていました。美しい梅の花を眺めながら、歩を進め、本堂に上がりました。
堂内中央に本尊の地蔵菩薩坐像が祀られていました。そして、脇侍として、梵天、帝釈天像が安置されており、ご本尊と脇侍の間に聖徳太子と伝教大師の画像が掲げられていました。また、十王像も祀られていました。これは閻魔大王と地蔵菩薩が同一と考えられているからだと思います。
地蔵菩薩坐像の正面で着座して、そのお顔を見上げると、とても優しいお顔をされていました。鎌倉二十四地蔵菩薩霊場の一番札所に相応しいお地蔵さんだと思います。
お堂の右側には閻魔大王像が祀られていました。前述したように閻魔大王と地蔵菩薩は同一と考えられていますので、鎌倉二十四地蔵菩薩霊場でお参りに来た場合はこちらの閻魔大王像も忘れずにお参りしなければなりません。
お堂の左側には、鎌倉三十三観音霊場の准胝観音像、鎌倉七福神の毘沙門天像などが祀られていました。
そして、本堂入口の右側にある受付で、鎌倉二十四地蔵菩薩霊場を始めたい旨を告げ、御朱印帳と朱印と頂きました。鎌倉二十四地蔵菩薩霊場には専用の朱印帳はありませんが、宝戒寺で販売している御朱印帳を霊場用の朱印帳として使用することができます。
宝戒寺では、毎月二十四日のお地蔵さんの御縁日に、午後1時半から大護摩が厳修されますので、機会があれば、参加してみたいと思います。