地蔵霊場について
地蔵菩薩は、お釈迦様が亡くなってから五十六億七千万年後に弥勒菩薩が現れるまでの間、衆生を救って下さる仏様です。通常、右手に錫杖、左手に宝珠を持ち、袈裟を身に着けた僧侶のお姿をされており、錫杖は六道をくまなく巡って衆生を救済することを意味し、如意宝珠は人々の願いを何でも叶えてくれるありがたいものです。
地蔵菩薩は、観音菩薩、不動明王と並ぶ人気があります。観音菩薩からは「母親の優しさ」、不動明王からは「父親の厳しさ」を感じるとすれば、地蔵菩薩からは「親友のような親しみやすさ」を感じるのではないでしょうか。地蔵菩薩、観音菩薩、不動明王の中で最も身近に感じる仏様が地蔵菩薩だと思います。
そのような地蔵菩薩を祀る寺院から構成される地蔵菩薩霊場を巡って、お地蔵様とご縁を深めませんか。
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