鎌倉二十四地蔵霊場巡りの旅 円応寺

円応寺

拝観日:平成29年2月4日

久しぶりの鎌倉24地蔵霊場巡礼です。何年、間が空いたとしても、お地蔵様は変わらず待ってくださっています。それが巡礼の良いところですね。

晴天の下、北鎌倉駅で下車しました。今日は八番札所の円応寺から十四番札所の佛日庵までめぐる予定です。北鎌倉駅からは十四番札所から逆順でめぐるほうが便利ですが、札所順にめぐりたいので、円覚寺、浄智寺、建長寺を横目で見ながら、円応寺を目指します。

ほどなく、円応寺に到着し、石段を登り、受付で拝観料200円を払い、ご朱印をお願いした後、堂内に入りました。

山門
案内板

堂内に入ると、ずらっと十王像が祀られています。まずは正面の閻魔大王にお参りし、次は堂内右からお参りします。右から順にお参りすると、初七日の秦広王、二・七日の初江王、三・七日の宋帝王というように順番にお参りすることができます。それぞれの像に説明があり、特に閻魔大王の「閻魔大王の罪」、「閻魔大王の願い」の説明が良かったですので、訪問した際は是非読んでください。

順番通りにお参りすると、最後に札所本尊の延命地蔵尊がいらっしゃいます。坐像で、左足を踏み下げ、右手に錫杖、左手に宝珠を持ったお姿です。閻魔大王は地蔵菩薩の化身と考えられていますので、中央の閻魔大王も札所本尊と考えて良いと思います。