鎌倉二十四地蔵霊場巡りの旅 東漸寺

東漸寺

拝観日:平成29年2月19日

「鎌倉24地蔵霊場」ですので、全てのお寺が鎌倉市にあるはずですが、19番札所の東漸寺だけは横須賀市にあります。これは、鎌倉雪ノ下にあった松源寺の本尊・日金地蔵尊が霊場のお地蔵様だったのですが、松源寺が廃寺になり、現在、日金地蔵尊は東漸寺に祀られているからです。

京急線・YRP野比駅で下車し、「横須賀市民病院行」バスに乗車しました。バスの本数は多いとは言えませんので、事前に京急バスのホームページで発車時刻等を調べておきましょう。バスは十五分程でバス停「南武(みなみたけ)入口」に到着。バスを降りると、横断歩道を渡って反対側の道路に行き、来た方向に戻るように歩くと、東漸寺に到着します。途中にお地蔵様が祀られている石段を登ると、本堂が目の前にありました。

石段と山門
本堂

「早速、本堂でお参り」と言いたいところですが、まずは左側にある寺務所で御朱印をお願いすることをお勧めします。お寺の方に御朱印をお願いすると、「書いている間、本堂でお参り下さい」とのことでしたので、本堂に向かいました。

本堂に上がると、防犯用のブザーが鳴り、気になりますが、そのまま奥に進みます。「先に御朱印をお願いすることをお勧めする」と書いたのはこのブザーが理由です。御朱印をお願いしてお寺の方の了解の元、本堂に上がれば、ブザーがなっても気にはなりませんが、了解がないまま上がると気になって、ゆっくりお参りが出来ないからです。

まずは御本尊の阿弥陀三尊像にお参り。そして、向かって右側に祀られている札所本尊の地蔵菩薩にお参りをしました。お参り後、寺務所で朱印帳をいただき、お寺を後にしました。東漸寺には初めて訪れましたが、受け入れ体制の整った良いお寺だなと思いました。