鎌倉二十四地蔵霊場巡りの旅 延命寺

延命寺

巡礼記1

拝観日:平成29年3月5日

光明寺から歩いていきました。境内に入ると、早速、本堂でお参りをしました。本堂に「御朱印の方は正面玄関へお越しください」とありましたので、正面玄関に移動し、インターホンを押して、御朱印をお願いしました。

本堂には「堂内の拝観は前日までにご予約をお願いしています」とありましたので、一度お願いしようかなと思います。

本堂

巡礼記2

訪問日:平成30年9月9日

仏像めぐり仲間の方々と一緒に延命寺を訪れることとなり、堂内拝観も予約してくれました。

予約時刻の9時30分に到着し、インターホンを押して拝観を予約している旨を伝えると、本堂を開けていただき、中に入りました。

堂内中央には、阿弥陀如来坐像が祀られており、堂内向かって左側に、鎌倉二十四地蔵菩薩霊場の札所本尊である地蔵菩薩立像が安置されていました。こちらのお地蔵さんは「身代わり地蔵」と呼ばれ、以下のような逸話が残されています。

五代執権北条時頼夫人が、双六の勝負で負けたほうが裸になるという賭けをしました。勝負は夫人の形勢不利となり、夫人が心の中で地蔵尊を一心に念じると、裸の地蔵菩薩が双六盤の上に現れ、夫人を救いました。

上記に逸話の通り、裸形像で、オレンジ色の衣を着ています。また、双六盤の上に乗っていました。地蔵菩薩立像はとても優しい目をしており、お顔を見ていると、衆生を救うためにはどんなことも愚直にやり通す仏様であるという印象を受けました。