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西明寺
寺伝
737年に行基菩薩が刻んだと伝わる十一面観音像が安置されたのが始まりです。
巡礼記
訪問日:平成19年10月7日
大谷寺からバスで宇都宮市街地に戻り、宇都宮二荒山神社を拝観したり、少し早い昼食(もちろん、宇都宮名物の餃子)をとった後、東武宇都宮駅のバス乗り場から益子行きのバスに乗りました。バスが発車する時、乗り遅れた方がいたのですが、バスの運転手さんはそれに気付かず発車してしまいました。乗客の一人が「運転手さん、まだ乗られる方がいますよ」と言い、遅れた方もバスに乗ることができました。このようなさりげない親切を見るのは気持ちがいいものです。
バスは1時間ほどでバス停「城内坂」に到着し、そこで下車しました。値段は1150円でした。JR宇都宮駅から乗れば、1100円で50円だけ安いです。バス停がある通りには益子焼を売っているたくさんのお店が並んでいました。バスの進行方向に歩いて行き、最初の交差点で左折をします。歩いて行くと、要所要所に西明寺への案内板があります。私が目に付いた案内板の写真を下に載せておきます。
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案内板その2
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案内板その3
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案内板その4
上に掲載した案内板に従って歩くとマロニエ薬局に到着し、その近くに阪東第二十番霊場と書かれた道標がありました。そこの横には、坂東三十三カ所を歩く (歩く旅シリーズ 古寺巡礼)の中で昔の巡礼道ではないかと紹介されている道があります。本には「簡易舗装されているが枯れ枝や枯れ葉が積もり、最近の人の踏み跡がない。山道は7,8分で再び車道と合流し・・・」と書いてあったので西国三十三観音の第28番札所の松尾寺で歩いたような道を予想したのですが、あっという間に歩き終わってしまい、なにか拍子抜けでした。出口には、西明寺普門院診療所があり、西明寺が病院も経営しているとは知りませんでした。そこから案内板に従って少し歩くと西明寺に到着です。
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昔の巡礼道の入口
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昔の巡礼道
本堂に向かう石段を登っていると、本堂の方からお経の声が聞こえてきます。これは、西明寺では毎月第一日曜日の午後1時から護摩祈願法要が行われるからです。私が西明寺に到着したのは1時30分ぐらいだったので、法要自体は10分程度しか拝観することができませんでした。しかしその間、内陣の扉が開けられ、様々な仏像を拝観できました。
本堂でお参りした後、境内の散策をしました。本堂の右斜め横には、大師堂がありました。またその近くには閻魔堂があり、建物左側から中に入ることが出来ました。中には、笑い閻魔として有名な閻魔大王の像があります。訪れた後に知ったのですが、なぜ閻魔大王が笑っているかの理由については西明寺のホームページに書いてあります。閻魔大王以外にも、地蔵菩薩、脱衣婆、善童子、悪童子の像がありましたが、これらの中、脱衣婆像は迫力がありました。入口のすぐ前には、四国八十八ヶ所御砂踏み場があり、境内にはりっぱな三重塔もありました。そして最後に、納経所でご朱印を頂きました。
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本堂への石段
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山門
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本堂
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閻魔堂
リンク集
西明寺公式ホームページ | 西明寺公式ホームページ |
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