勝福寺(飯泉観音)
寺伝
孝謙天皇から下賜された十一面観音像を持って道鏡が下野の国薬師寺戒壇院再興のため下る途中で、足柄郡千代村に寺を建立し、観音像を安置したのが始まりです。
巡礼記
訪問日:平成18年9月30日
小田原駅東口から新松田行きのバスに乗り、飯泉観音前で下車しました。小田原駅のバス乗り場は、駅の2階からか、もしくは地下のショッピング街から行くようになっています。駅の1階は行くことが出来ませんので注意が必要です。新松田行きのバスは1番のりばから出発しており、飯泉観音前までは240円でした。
バス亭の飯泉観音前は、名前の通り勝福寺の目の前にあります。まず仁王門の仁王様を拝観です。こちらの仁王様には曽我兄弟が仇討ちの成功を祈り、怪力を授かったという逸話があります。
そして観音堂に向かいます。本尊の十一面観音像は秘仏なので直接拝観することは出来ませんでしたが、お堂でお参りさせて頂きました。
観音堂の前には、二宮金次郎が本尊を礼拝している像があります。この像は非常に印象的で、金次郎の人柄の良さが像から伝わってくるようでした。
また境内には、樹齢数百年の銀杏の木、力士雷電仇討相撲土俵跡、馬頭観音を祀るお堂などがありました。そして最後に納経所で、ご朱印を頂きました。
仁王像その1
仁王像その2
観音堂
二宮金次郎像
観音堂と二宮金次郎像
樹齢数百年の銀杏の木
力士雷電仇討相撲土俵跡
納経所