慈光寺
寺伝
673年に釈慈訓、680年に役小角、更に鑑真の高弟である釈道忠により開かれたと伝えられています。清和天皇から「天台別院一乗法華院」の勅額を与えられました。
巡礼記
訪問日:平成18年11月18日
この日、最後のお寺は慈光寺です。ガイドブック(坂東札所霊場会、“坂東三十三観音巡礼”、朱鷺書房)によると慈光寺近くに行くバスの便は一日に数回と書かれていたので、東武線の小川町駅からタクシーで慈光寺まで行きました。しかしこれは大失敗でした。帰りはバスを使ったのですが、バスの便はそれなりにあります。上記のガイドブックは発行が1987年と古いので注意が必要です。慈光寺に公共機関を使って訪れる人はあまりいないかも知れませんが気をつけましょう。
境内に入ると参拝順路と書かれた紙があったので、それに従いました。まず般若心経堂に行きました。ここでは過去に納めれた般若心経が色々解説されています。また境内には般若心経に関する碑が多くありました。これは慈光寺の国宝である法華経一品経は、広島県厳島神社の平家納経、静岡県鉄舟寺の久能寺経とともに日本三大装飾経と呼ばれているからだと思います。
次に観音堂に行き、観音様にお参りをしました。ここの観音様は秘仏で、四月十七日と第二日曜日にしか開帳されませんが、写真で見ると是非、お会いしたい観音様です。その後、宝物館に行き、様々な寺宝を拝観しました。
そしてご朱印を頂こうと思い案内が指し示す方向に行きましたが、どこか良く分かりませんでした。しかしお寺の方が丁度いらっしゃり、「本堂内にどうぞお上がり下さい」とのことで本堂に上がらせて貰いました。本堂に上がるとご朱印を書いてくれそうな方が座っていましたが、ご朱印を頂く前に本堂の阿弥陀如来様にお参りをしようと思い、阿弥陀如来様にお参りをしました。その間、別の方がご朱印を頂く&色々話を聞いていたので、本堂内の薬師如来様などにお参り&本堂内を色々拝観しました。
前の方が終わったので、ご朱印を頂きに行きました。ご朱印後、お寺の方が色々話をしてくれましてとても為になりました。しばらくご朱印を頂きに来る人がいなかったのでお寺の方と色々話をしていましたが、ご朱印を頂きに来られた方が来たので、話を終わりました。話はとても為になることばかりで、もう少し話をしていたいと思いました。
帰りは坂道を下って、開山堂、青石塔婆、女人堂を拝観しました。慈光寺は歴史もあり、お寺の方も為になる話を色々してくれるので、強く印象に残るお寺です。
観音堂その2
観音堂その3
開山堂
青石塔婆
女人堂