保井寺
巡礼記
訪問日:平成23年04月24日
十番札所の清鏡寺から歩いて行きましたが、結構距離がありました。山門から境内に入ると正面に本堂があり、その隣に観音堂がありました。本堂の前には案内板があり、ご本尊は虚空蔵菩薩だそうで、本尊が虚空蔵菩薩のお寺はたまにありますが、珍しいなと思いました。
結縁綱を握ってから、観音堂に上がりました。中央には厨子に入った如意輪観音像が祀られており、左壇には不動三尊が安置されていました。
朱印を頂く時に庫裏に向かうと金剛杖が売られていました。武相観音のお寺で金剛杖が売られているのを見たのは初めてです。根つきありで1100円、無しで1050円でした。
朱印を頂いた後、境内を歩くと、五色八重散り椿の案内があり、「樹齢四百年で、様々な八重咲きの花を咲かせる、日本一(幹の太さ)の椿です」と書かれていました。見頃は三月中旬から四月下旬だそうですが、訪れた時は既に見頃を過ぎていました。
また金毘羅さんも祀られていました。金毘羅さんはワニを神格化したものなので、祀られている建物の入口には、仁王像の代わりに阿吽のワニが安置されていました。
金比羅像