長徳寺
巡礼記
訪問日:平成23年04月10日
長徳寺に到着すると法事中とのことで、お堂の扉は閉まっていました。お堂の前に居られた方に尋ねると十分ほどで法事は終了するとのことでしたので、境内で待つことにしました。
待っている間、境内では子ども達が楽しそうに遊んでおり、長徳寺は良いお寺だなと思いました。しばらくすると法事が終了し、お堂の扉が開きましたので、お堂の中に入りました。
中に入るとまずお釈迦様の誕生仏が祀られていましたので、甘茶をかけて、お釈迦様の誕生日をお祝いしました。そして、本堂中央を見ると曹洞宗のお寺らしく、釈迦三尊像が祀られていました。
札所本尊の観音様はお堂の左側に祀られており、そちらに行くと長徳寺の観音様は石仏の如意輪観音様でした。江戸時代は女性の間で如意輪観音信仰が盛んだったので、お寺に行くと境内に如意輪観音の石像をよく見かけますが、このように堂内できちんと祀られている如意輪観音の石像を拝観したのは初めてです。
また観音様の右隣に十六羅漢像がいらっしゃる木が安置されており、こちらも珍しいなと思いました。
本堂から見た開帳塔婆