祥雲寺
巡礼記
訪問日:平成23年04月02日
39番札所の宗保院から歩いて行きました。祥雲寺は昨年の武相薬師霊場の御開帳で訪れましたので、お寺に到着し、境内の石仏を見た時、昨年訪れた時のことがいろいろと思い出されました。
こちらのお寺には仁王門がありますので、仁王門をくぐって、観音堂に向かいました。開帳塔婆を握った後、観音堂に上がると中央に扉が開いた厨子の中に観音様が祀られていました。昨年武相薬師霊場のお参りの際、「来年会いに来ます」と言っていましたので、お会いできて嬉しかったです。
こちらの観音様は伝教大師作と伝えられている平安後期の仏像ですが、非常に力のある像のように感じました。身代わり聖観音として、その霊験が知られているそうです。
また左壇には厨子の扉は閉ざされていますが武相薬師霊場の薬師如来像が祀られていますので、忘れずにお参りをしました。
そして御朱印を頂きましたが、こちらでやっと納経帳を手に入れることが出来ました。また祥雲寺では様々な授与品を販売しており、私も一つ購入しました。
堂内でお茶を頂きながらお寺の方と話をしましたが、武相観音霊場が48札所あるのは元々33だったのが増えたからで、現在はこれ以上数を増やす予定はないそうです。また卯歳に開帳されるようになった理由は資料などが残っていないので分からないそうです。
祥雲寺は、霊験新たかな観音様がいらっしゃる、お寺の方と話すことが出来るという点で、武相観音霊場の中でも特にお勧めするお寺の一つです。
本堂から見た風景
リンク集
祥雲寺ホームページ | 祥雲寺公式ホームページ |
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