真福寺
巡礼記
訪問日:平成26年5月10日
一番札所の四萬部寺から二番札所の真福寺まで歩きます。私の持っている本には徒歩50分と書かれており、要所要所で地図を確認しながらの歩きになるかなと思っていましたが、迷いやすい場所にはボランティアの方がおられ、また道しるべ石など案内板も分り易く、地図をほとんど確認することなく、訪れることができました。
途中で何台かの車に追い抜かれましたが、特別な理由がない限り、歩くことをお薦めします。歩いてこそ、気づくことがあると思いますし、歩いている間に色々考えることが大切なような気がします。
真福寺には思っていたより早く到着しました。入り口で咲いていたツツジはピークは過ぎていましたが、綺麗でした。
結縁綱に触れ、お堂の前でお参りをしました。真福寺は無住なので、残念ながら堂内には入れませんでしたが、聖観音立像が祀られているのは分かりました。お堂の左側に大絵馬がありました。
到着したのがお昼頃でしたので、こちらでお弁当を食べている方もいらっしゃいました。この日は晴天でしたので、そのような中で食べると美味しいでしょうね。
真福寺は先ほど書いたように無住ですので、御朱印は、ふもとにある光明寺でいただきます。山を下り、光明寺に到着し、お堂の前に着くと、結縁綱に手袋が付けられていました。「結縁綱は仏様と繋がっており、綱を握ると仏様と握手したことになります」とよく言われますが、それがよく実感できるので、手袋をつけるのは良いアイデアだなと思いました。