秩父三十四観音霊場巡りの旅 明智寺

明智寺

巡礼記

訪問日:平成26年6月21日

梅雨のまっただ中ですが、秩父観音霊場めぐりの二回目に行ってきました。実は2週間前の週に行く予定でしたが、雨で中止に。今回の天気予報は曇りでしたが、梅雨の時期は天気予報が急に変わることもあるので心配していました。当日は天気予想通りの曇りで、雨が降らないことを祈りながら、秩父に向かいました。

今回の待ち合わせ場所である西武秩父線の横瀬駅で下車。全員が集まり、九番札所の明智寺に向けて出発です。まずは線路沿いの道を歩き始め、その後は案内板に従って、歩を進めていると、突然、明智寺の六角堂形式の観音堂が目に入りました。

観音堂

早速、結縁綱を握って、観音様と結縁し、堂内に入ると、堂内中央には如意輪観音坐像が祀られていました。こちらの観音様は安産と子育ての観音様として信仰されており、境内には女性が願いを書いた文が納められた文塚もありました。

堂内には縁起を描いた大絵馬も飾られていました。親孝行の少年が盲目の母親を連れてお参りに来ると、母の目が見えるようになったという霊験記です。明智寺は小さなお寺ですが、たくさんの思いがこもったお寺だと感じました。