常楽寺
巡礼記
訪問日：平成26年6月21日
十番札所の大慈寺から歩いて行きました。梅雨の時期でしたが、ここまでは雨に降られずに巡礼ができていました。しかし、大慈寺を出たあたりから雨が降ってきました。雨ですが、常楽寺への道中にある摩利支天堂に立ち寄ることにしました。しかし、道が分からず、地元の方に尋ねると、親切にもお堂まで案内してくれました。巡礼者に優しいのも秩父札所めぐりの良さですね。秩父武士に信仰された摩利支天にお参りできて良かったです。
摩利支天堂でお参りした後、しばらく歩くと常楽寺に到着しました。到着すると雨も止み、境内を奥に向かって歩を進めると、祈願塔と本堂が見えました。結縁綱を握り、堂外から観音様にお参り。堂内には厨子の中に十一面観音像が祀られていました。
納経所で御朱印をいただくために並ぶと、「納経帳を預けて、その間にお参りするのはこのお寺ではダメだ」のような旨の注意事がいくつか書かれていました。時間の節約にはなるでしょうが、私個人も納経帳を預けて、その間にお参りするのは好きではありません。お参りした後、自分の手で納経所に納経帳を持って行き、お参りの証として、朱印をいただくのが一番です。