秩父三十四観音霊場巡りの旅 岩之上堂

岩之上堂

巡礼記

訪問日:平成26年9月6日

十九番札所の龍石寺から歩いて行きました。途中、旧秩父橋を渡りましたが、橋上から見る景色はとても綺麗でした。私の持っている本では「札所19番から荒川を渡り、川沿いの急な坂道を少し上流の方へ登り…」とありましたが、その道は現在通行止めになっており、迂回路を歩いて、お寺に向かいました。

お寺に到着すると、「法王山岩之堂」と書かれた石碑と石段の下に観音堂が見えました。法王山という山号は、白河法皇がこの地に聖観音像を安置したことに由来しています。

石段を下り、歩いていくと、納経所がありましたが、まずはお参りですので、観音堂に向かい、結縁綱を握り、堂内に入って、お参りをしました。厨子の中には聖観音立像と小さな四天王像が祀られており、厨子の扉には、風神、雷神像などが貼付されていました。また堂内の床は石畳でした。

お参り後、観音堂前の石段を下り、乳水場に行きました。乳水場から更に下る道があり、橋が出来る前は19番から船で荒川を渡り、乳水場下辺りに着き、そこから上って、岩之上堂にお参りしたそうです。

石碑と観音堂

観音堂