大渕寺
巡礼記
訪問日:平成26年9月20日
修験堂から岩井堂に戻り、そこから琴平ハイキングコースを歩いて、大渕寺に行きました。ハイキングコースという名前ですが、普段あまり運動をしていないものにとっては、なかなか大変な道でした。しかし、こちらの道も、昔の巡礼をプチ体験することができるので、歩ける人は歩いたほうが良いと思います。ハイキングがメインで巡礼者以外の方々もいたと思いますが、予想より多くの人々が歩いていました。
ハイキングコースを下り終わった直ぐそばに、「月影堂」と書かれた額が掲げられている観音堂がありました。結縁綱を握ってから本堂の中を拝観すると、中央の厨子の中に聖観音立像が祀られていました。
石段を下り、納経所に行くと、
札所巡礼はスタンプラリーではありません
時間にゆとり、心に安らぎ、人に思いやりを
お昼の時間も考慮しお参り願います。
と書かれていました。
上記は、巡礼の初心者から先達まで、本当に大切なことですね。私自身、実現できていない時も多々ありますので、いつも心に留めておきたい言葉です。納経所を出た後、境内にある延命水をいただきました。飲むと、33ヶ月寿命が延びるそうです。
お寺を後にし、歩いている時にふと後ろを振り返ると、琴平ハイキングコースの途中にあった護国観音像が見えました。