無量院
巡礼記
訪問日:平成26年4月19日
JR新川崎駅で下車し、歩いて行きました。実は新川崎駅で降りるのは初めてでした。途中、小倉杉山庚申講と書かれたのぼり旗があり、この辺りは庚申信仰が盛んだったのかなと思いました。
山門から境内に入ると、正面に本堂が見えましたが、開帳塔婆はありません。赤い開帳のぼり旗に沿って、境内を奥に歩くと、開帳塔婆がありました。でもその前に庚申塔の案内がありました。川崎市内で最も古い1661年に造られた庚申塔(石灯籠)とのことです。
開帳塔婆と結縁綱に触れ、堂内に上がり、お参りをしました。中央の厨子内に千手観音立像が祀られており、天台宗らしく、その前に不動、毘沙門天像が安置されていました。堂内に世話人の方がおられ、御朱印をいただきました。
お堂を出ると、馬頭観音石像が目に入りました。近くに行くと、動物諸霊を供養するために馬頭観音石像を平成5年に祀ったとのことです。
観音堂