補陀洛寺
寺伝
1181年、源頼朝の祈願所として創建されました。開山は文覚上人です。文覚は伊豆で流人生活を送っていた頼朝に平家打倒の挙兵を進言したそうです。寺宝として平家の赤旗があります。壇ノ浦の合戦の時、総大将平宗盛が持っていた旗だと伝えられています。
巡礼記1
訪問日:平成18年2月11日
九品寺からは光明寺に向かう道を歩いていくと薬局がありますので、そこを左折し直進すると着きます。
かっては大寺院だったそうですが、現在は小さなお寺です。
巡礼記2
訪問日:平成30年9月9日
仏像めぐり仲間の方々と一緒に補陀落寺を訪れることとなり、堂内拝観予約の電話もしていただきましたが、10名以下ならば予約は必要ないとのこと。しかし、法事と重なると堂内拝観は出来ないとのことなので、堂内拝観を予定している場合は法事と重ならないか確認の電話を入れたほうが良いと思います。
お寺に到着し、お寺の方に訪れた旨を伝えようと思い、入り口を探すと、本堂の向かって左側に入り口がありましたが、インターホンがないので、他に入り口はないかと探していると、境内の奥、本堂の向かって右端にインターホンがある入り口がありました。そこからインターホン越しに堂内拝観をしたい旨を伝えると、扉を開けてくださり、そこから堂内に入りました。
堂内正面には、たくさんの仏像が所狭しと祀られており、その中央に厨子に入った鎌倉三十三観音霊場札所本尊の十一面観音像が祀られていました。