極楽寺
寺伝
二代執権北条義時の三男重時が忍性上人を開山に招いて建立されたお寺です。忍性は真言律宗の高僧である叡尊の弟子で、真言律宗を広める為に1252年関東に下向し、その後、極楽寺に入りました。
本堂の近くにある収蔵庫には京都清涼寺の釈迦像を模した清涼寺様式の釈迦如来立像が祀られています。他にも十大弟子立像や不動明王坐像などが安置されています。
巡礼記
極楽寺は江ノ電の駅名にもなっていますが、いわゆる観光寺院ではないと思います。またお寺の方も観光寺院になることを望んでいないと感じます。と言ってもお寺の人が観光客に冷たいということは全くありませんので。
訪れた時はちょうどお寺が工事中であり、表門から入るのではなく、裏門から入るようになっていました。札所本尊の観音様は本堂に祀られているのではなく、本堂と表門の中間辺りにある観音堂に祀られています。
境内は撮影禁止で、多くの人が写真にとっている藁葺きの山門も工事中だったので写真を一枚も撮りませんでした。
下の写真は後日訪れた時に撮影したものです。