浄智寺
寺伝
鎌倉五山第四位のお寺です。五代執権北条時頼の三男宗政の菩提を弔う為、宗政夫人と息子の十代執権師時が創建しました。
巡礼記
訪問日:平成18年4月22日
鎌倉五山第四位のお寺です。浄智寺には鎌倉七福神の一人である布袋さんが祀られており、1月に七福神巡りで訪れて以来の訪問です。
受付から少し歩くと仏殿に着きます。ガイドブックには「仏殿があり、阿弥陀、釈迦、弥勒、観音、地蔵の諸仏が奉安されている」と書かれていたので、お参りした後、中をよく見たのですが観音様はどこに祀られているのか分かりませんでした。
「きっとどこかにいらしゃるのだろう」と考え、歩いて行くと仏殿裏に紅葉の木がありました。「春に紅葉の木とは珍しい」と思い歩くのを止め、その木を見ていましたが、ふと本堂の方を見ると本堂裏に札所本尊の観音様が祀られていました。紅葉の木がないと全く気づかずに通り過ぎるところでした。紅葉の木が観音様のいらっしゃる場所を教えてくれたのかも知れません。観音様の案内板には「大正十二年の震災で破損したが、昭和初期に復元された」と書いてありました。
その後、布袋さんをお参りした後、納経所でご朱印を頂きました。納経所は1月に七福神巡りで訪れた時はすごく混雑していましたが、今回は私一人だけでした。
仏殿
観音様のいらっしゃる場所を教えてくれた紅葉の木
ご詠歌
布袋さん