東慶寺
寺伝
1285年、北条時宗の妻である覚山志道尼が開山、その子北条貞時を開基に創建されたお寺です。室町時代には鎌倉尼五山第二位になりました。
東慶寺は女人救済の縁切り寺、駆込み寺だったことで知られています。明治三十六年に尼寺から男僧の寺院に変わりました。
巡礼記
訪問日:平成18年4月22日
受付で拝観料を払い、まず本堂に行きました。本堂でお参りした後、宝物館に行きました。東慶寺には水月堂に水月観音が祀られていますが、鎌倉三十三観音の札所本尊は聖観音で、宝物館に祀られています。
この聖観音像はかっては鎌倉尼五山第一位である太平寺の本尊でした。しかし戦国時代に鎌倉に乱入した安房の里見氏により奪い去られてしまいました。そしてその後の交渉の結果、鎌倉に戻って東慶寺に来られたという歴史を持っています。
聖観音像は宝物館に展示されているので身近に拝むことができます。とても素晴らしい観音様です。まだ一度も拝観されたことのない方は、東慶寺のホームページに写真が掲載されてますので、是非一度見てください。
円覚寺からみた東慶寺
リンク集
東慶寺公式ホームページ | 東慶寺公式ホームページ |
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