円覚寺仏日庵
寺伝
円覚寺は鎌倉五山第二位のお寺です。1282年、北条時宗は文永・弘安の二度にわたる蒙古襲来で戦死した両軍将兵の菩提を弔う為、円覚寺を創建しました。「円覚」の名前は寺院建立の際、円覚経が掘り出されたことに由来しています。
仏日庵は1284年に没した時宗の廟所とその墓堂として建立されましたが、後に北条貞時、高時などの尊像が安置された北条家の廟所です。
巡礼記
訪問日:平成18年4月22日
いよいよ三十三番目の札所である円覚寺仏日庵です。到着した時間が遅かったので、受付からまっすぐ仏日庵を目指しました。
仏日庵に入るには円覚寺の拝観料とは別に拝観料が必要です。ただ入るだけなら100円(お線香を1本貰えます)、抹茶つきならば500円です。満願を祝う為にも抹茶つきにすれば良かったのですが、受付の案内をよく読まなかったので100円コースにしてしまいました。
仏日庵は工事中で新しい本堂を作っているそうです。時宗廟で時宗公の像、札所本尊の十一面観音像を拝んだ後、朱印を頂きに受付に行きました。ここの受付の方は話好きで観音霊場巡りを含めいろいろ話をしました。
この後、仏日庵で抹茶を飲めなかったので満願を祝う為に、国宝の洪鐘と弁財天堂が位置する場所にある見晴茶屋で甘酒を飲み、満願を祝いました。
これで鎌倉三十三観音霊場を満願しました。私にとって初めての観音霊場巡りでした。今回の巡礼で初めて写経・納経をしましたし、今まで訪れたことのなかった多くの寺院を訪れることができました。鎌倉観音霊場は神奈川県に住む私にとって最も巡り易い観音霊場なので、これからも何度か訪れようと思います。
時宗廟
垂れ桜
リンク集
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