光明寺
巡礼記
訪問日:平成22年10月3日
光明寺に到着すると大きく「とら薬師」と書かれた看板があり、とても期待しました。しかし、山門近くに案内板が立ってあり、そこには「とら薬師如来 御開扉 平成二十二年十月三十一日より平成二十二年十一月三十日まで」と書かれており、訪れた時は残念ながら御開帳期間ではありませんでした。
山門をくぐり、境内に入ると水屋に水が出る部分が龍でなく蛸(タコ)だったので驚きました。境内には魚を蓮台に乗せた魚天観音像も祀られていました。「魚をとる人、売る人、料理する人、食べる人、魚を供養しましょう」と書かれていました。
ごめんなさい地蔵さんもいらっしゃいました。「子供が生き物(カ、ハエ、ゴキブリ等)を殺した時、ウソをついた時、物を盗んだ時など、悪いことをした時に「ごめんなさい」と言って手を合わせてあやまる地蔵さん」だそうです。その隣には、うすさま明王が祀られていました。「世の中の一切のけがれや悪を焼き尽くす仏さま、しもの世話をかける苦悩を覗く仏さまです」とありました。
境内のそれらの仏さまにお参りした後、薬師堂に上がると、中央に薬師三尊像が祀られていました。右壇には中央に大きな観音様がいらっしゃり、その周りに西国三十三観音霊場の写し本尊が祀られ、その中の一体に綱が結ばれていました。
左壇には弘法大師像が三体安置されており、お堂の左側面には十二神将などが祀られていました。
薬師堂を出た後、本堂で阿弥陀如来様にお参りし、御朱印を頂きました。
魚天観音
ごめんなさい地蔵
うすさま明王