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三室戸寺
寺伝
770年に天智天皇の孫である白壁皇子(のちの光仁天皇)が観音様の出現を感じ、使いをやったところ、宇治山の奥の岩淵から千手観音像が現れました。この像を安置する為、御室戸寺が創建されました。その後、光仁、花山、白河三天皇の離宮となった為、「御」を「三」に置き換え、三室戸寺になりました。
巡礼記
訪問日:平成18年3月21日
京都3日目は三室戸寺からスタートです。JR宇治駅で下車しました。駅前のタクシーを見て、「この後、上醍醐に登らなければならないので体力を温存する為にもタクシーに乗ろうか」と思いましたが、結局歩いて三室戸寺まで行きました。道中に案内板や石柱があるので迷うことは無いと思います。途中で第九番札所の興福寺・南円堂と三室戸寺に向かう分かれ道を指し示す石柱がありました。こういうのは徒歩でないと気づきません。
入り口で入山料を払い、本堂に向かいます。三室戸寺は花の寺として知られていますが、訪問した時は残念ながらどの花も見頃ではありませんでした。本堂でお参りをした後、納経所に向かい、ご朱印、散華、慈悲の道を頂きました。本堂の前には勝運祈願の宝勝牛の像があります。宝勝牛がくわえている牛玉の観音様に触れると、勝運に恵まれるそうで、もちろん触ってきました。おみやげとしてかわいらしいかぐや姫のお守りがありました。
境内を歩いていると花の季節には素晴らしい風景になるのが容易に想像できます。今度は花の季節に訪れようと思い、三室戸寺を後にしました。
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山門
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本堂への階段
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本堂その1
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本堂その2
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三重塔
リンク集
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