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上醍醐 准胝堂
寺伝
平安時代前期に理源大師聖宝がこの地にやって来たところ、老人と出会いました。その老人は横尾明神の化身で、流れ出る水を飲み「あぁ醍醐味なるかな」といって姿を消しました。聖宝はここが修行の場だと思い、霊木で准胝観音像と如意輪観音像を刻み、安置しました。そのお堂が准胝堂の始まりです。現在のお堂は昭和四十三年に再建されたものです。
巡礼記
訪問日:平成18年3月21日
JR宇治駅から六地蔵駅に行き、そこで地下鉄に乗り換え、醍醐駅で下車しました。醍醐駅から徒歩10分ぐらいで醍醐寺に着きます。境内を歩くと仁王門の前に上醍醐への道を示す案内が出ており、それに従って歩きます。しばらく歩くと女人堂に着きました。昔、女性はここから准胝堂の観音さまを拝んだそうです。女人堂の前には、不動明王、理源大師、弥勒菩薩、役の行者、地蔵菩薩の像があり、それらの水をかけ、上醍醐に無事着けることをお願いしました。
上醍醐への道は西国札所随一の難所と言われています。確かに大変な道でしたが、多くの老若男女と一緒に准胝観音さまにお会いする為に一生懸命登るのは非常に気持ちが良いものでした。
准胝堂でお参りをし、納経所で御朱印と散華を頂きました。慈悲の道は自由に取れるようになっていました。下山後、下醍醐にある霊宝館と三宝院を訪れました。
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女人堂
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女人堂の前の銅像群
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女人堂から見た上醍醐への道
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醍醐水
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本堂への階段
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本堂その1
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本堂その2
リンク集
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