石山寺
寺伝
東大寺創建で名高い良弁によって開かれたお寺です。聖武天皇は東大寺の大仏造立の際、良弁に金の調達を命じました。良弁は金峰山でお祈りしていると蔵王権現が現れ、近江の国の石山に観音の霊地があり、そこで祈願すれば金が得られると言われました。良弁は石山に如意輪観音像を安置し祈願したところ、陸奥の金華山より金が出ました。また紫式部が源氏物語の構想を練ったという源氏の間もあります。
巡礼記
訪問日:平成18年6月11日
竹生島ではお得きっぷに気づきませんでしたが、この日は「おおつ1dayきっぷ」を購入しました。この切符を使うと、500円で大津線が乗り放題になります。
京阪電車の石山寺駅で下車し、歩いて石山寺に行きました。駅を降りると「石山寺参道」と書かれた看板があるので迷うことはないと思います。川に沿って歩く感じになります。
拝観料は通常500円ですが、「おおつ1dayきっぷ」を持っていると400円になります。本堂へ向かう途中には、兜跋毘沙門天を祀る毘沙門堂、珪灰石(けいかいせき)などがありました。
本堂に入り、お参りをした後、納経所でご朱印、散華を頂きました。慈悲の道は自由に取れるようになっていました。本堂には弘法大師が造られた不動明王像も祀られていました。また本堂内陣胎内佛特別拝観が行われていたので、300円を払い内陣に上がり、胎内佛を拝観しました。そこではお寺の方が胎内佛の説明をしてくれました。
石山寺の境内は結構広く見所も多いです。ご朱印を貰うとすぐに次の札所に行く人がいますが、何かもったいない気がします。
珪灰石
本堂
境内からの風景
紫式部の像
リンク集
石山寺公式ホームページ | 石山寺公式ホームページ |
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