観音寺 [今熊野観音寺]
寺伝
弘法大師がこの地を訪れたところ、白髪の老人(熊野権現の化身)から十一面観音像を与えられ、「この地は観音ゆかりの地なので、この像を祀って末世の衆生を救いなさい」と言われました。弘法大師はこのことを嵯峨天皇に報告し、許可を得て一寺を建立しました。これが今熊野観音寺の始まりです。
巡礼記
訪問日:平成18年3月19日
西国三十三観音霊場で最初に訪問したお寺は今熊野観音寺です。JR東福寺駅から徒歩で行きました。泉涌寺への参道を歩いて行くと今熊野観音寺への道を示す標識があり、朱色の鳥居橋を渡ると今熊野観音寺です。
階段を上るとまず子まもり大師の像がありました。そして更に階段を上ると本堂がありました。本堂に上がり、観音様に手を合わせました。納経所は本堂の入口にあり、散華と慈悲の道は自由に取れるようになっていました。御朱印を頂いた時、西国観音巡りがスタートしたのだと実感しました。最後に弘法大師が錫杖で岩根を突いて湧き出したという「五智水」を飲み、観音寺を後にしました。
本堂その1
本堂その2
リンク集
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