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今熊野観音寺(結縁御開帳)
巡礼記
訪問日:平成22年5月6日
今熊野観音寺に御開帳期間に訪れるのは今回が二度目です。前回は平成20年11月23日に訪れました。しかし、紅葉の時期の京都ではゆっくり拝観というわけにはいきませんでしたので、再度訪れました。
JR東福寺駅で下車し、そこから歩いて行きました。しばらくすると、今熊野観音寺を訪れたことがある人にはおなじみの赤い橋に到着しました。そこからは新緑のモミジがとても綺麗で、歩いていてもとても気持ちが良かったです。少しするとまたおなじみの弘法大師がありました。
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弘法大師像
本堂に到着するとまずはお堂に上がり、般若心経の読経など一通りのお参りをしました。それから内陣参拝です。拝観料200円を払うと散華を頂きました。
左壇には薬師如来像、伝弘法大師作の十一面観音像が祀られていました。そして、中央壇には厨子の中に御本尊の十一面観音像、脇侍として、不動明王、毘沙門天、そして、お前立ちの観音像が祀られていました。御本尊までは少し距離があり、細部までは良く分かりませんが、ろうそくの光に灯されたそのお顔は妖艶な美しさでした。
右壇には准胝観音像、三面大黒尊天、えびす尊天が祀られていました。准胝観音像はあまり像がないので、お会いできて嬉しかったです。
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本堂
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御開帳の案内
本堂を出た後、弘法大師の霊水である五智水を頂き、大師堂でお参りをしました。一番初めに訪れた時はこれで帰りましたが、今回は今熊野西国三十三所めぐりと言う境内に安置された西国三十三所の観音像をめぐるミニ西国三十三所めぐりをしました。今回は西国三十三観音霊場の二度目の満願達成を目的に来ていますが、一足早く、今熊野観音寺のミニ西国三十三所めぐりを満願しました。
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ミニ西国三十三所の観音様を祀る社
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医聖堂