西国三十三観音霊場巡りの旅 六波羅蜜寺

六波羅蜜寺

寺伝

951年、京都で病気が流行り、村上天皇から悪病退散の指示を受けた空也上人は十一面観音を刻み、荷車にのせ市中をひいてまわりました。その際、梅干と昆布が入った皇服茶を飲ませ、念仏を唱えて疫病を鎮めたそうです。その後、お堂を建てて十一面観音像を安置したのが六波羅蜜寺の始まりです。

巡礼記

訪問日:平成18年3月20日

六角堂から徒歩で六波羅蜜寺まで行きました。境内に入ってすぐの建物には都七福神の一人である弁財天が祀られていました。弁財天の像が黄金色だったのが印象的でした。また弁天堂の前には縁結び観音の像がありました。これらの像に手を合わせた後、本堂に行きました。本堂には上がることができ、お参りした後、納経所で朱印、散華、慈悲の道を頂きました。本堂を降りて左には水掛不動、銭洗い弁天、水子地蔵が祀られています。京都にも銭洗い弁天さんがいらっしゃるとは知りませんでした。

六波羅蜜寺といえば空也上人と平清盛の像です。それらは宝物館に安置されています。入り口付近にある受付で宝物館へのチケットを購入し(500円)、宝物館に行きました。宝物館に安置されている仏像はどれも素晴らしいものでした。

一通りお参りを終え、トイレに行こうと思い、トイレの方に歩いていくと聖天堂がありました。トイレに行こうと思わなければお参りせずに帰るところでした。

六波羅蜜寺は庶民が信仰した、観音、地蔵、不動明王の全てが祀られており、加えて、私の好きな弁財天、歓喜天も祀られています。その為か参拝した後、とても清々しい気分になれました。六波羅蜜寺は京都における私のお気に入りの寺院の一つになりました。

入口から見た本堂

入口から見た本堂

弁天堂

弁天堂

観音様と本堂

観音様と本堂

リンク集

六波羅蜜寺公式ホームページ 六波羅蜜寺公式ホームページ