金剛宝寺 護国院 [紀三井寺]
寺伝
770年に唐の高僧である為光上人が十一面観音像を刻み、一堂を建立したのが始まりです。紀三井寺の名前は、境内にある三つの井戸、清浄水、楊柳水、吉祥水に由来しています。
巡礼記
訪問日:平成18年12月29日
JR紀三井寺駅で下車すると駅から山の中腹にある紀三井寺が見えたのでそれを目標に歩きました。途中、紀三井寺駐車場を指し示す看板があり、その方向にお寺の門が見えたので、そこで拝観料50円を払い、坂道を上って本堂に行きました。しかしこれは失敗でした。看板のある場所からもう少し先に歩くと写真などでよく見る楼門に出る道があります。楼門からは231段の石段を登って本堂に行くのですが、石段は厄除け坂と呼ばれ、石段を登ると厄除けのご利益があるそうです。また結縁坂とも呼ばれ、紀伊国屋文左衛門が妻と知り合った場所でもあります。石段の途中には、紀三井寺の名の起こりである三井水の一つである清浄水、不動明王を祀る不動堂、身代り大師堂などがあります。よって、こちらの石段を登って本堂の観音様に会いに行くのが絶対にお勧めです。
本堂に着くと、観音様にお参りをしました。そして納経所でご朱印、散華を頂きました。慈悲の道は自由に取れるようになっていました。
本堂前には、如意輪観音像、大師堂、幸福観音などが祀られていました。本堂と向き合うように新仏殿があり、高さ11メートル強の大千手観音像が祀られるそうです。本堂前の参道には、桜の木があり、春には桜が綺麗だろうと思いました。また境内から海が見えましたが、こちらは夏頃が良い景色だろうと思いました。
帰りは来る時に通らなかった石段を下りました。石段を上れなかったのは残念ですが、また紀三井寺に来るよい理由ができたと思うことにします。
清浄水
厄除け坂
本堂その1
本堂その2
如意輪観音像
幸福観音像
新仏殿
境内からの景色
リンク集
紀三井寺ホームページ | 紀三井寺公式ホームページ |
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