西国三十三観音霊場巡りの旅 勝尾寺(結縁御開帳)

勝尾寺(結縁御開帳)

巡礼記

訪問日:平成20年11月30日

勝尾寺の結縁御開帳期間はとても短く、
平成20年9月28日から30日、平成20年11月30日から12月2日、平成21年3月1日から3日
だけです。
御開帳時間も
午後12時から午後3時
とこちらも短いです。紅葉も楽しめる11月30日は非常に混雑することが予想されましたが、お寺めぐり仲間の方々と訪れることにしました。

千里中央駅で下車し、バス停に着くと既に多くの人が並んでいました。「全員は乗れないのではないか」と思っていましたが、通常のバス以外にも臨時バスが出て、なんとか全員乗ることができました。しかし、勝尾寺参道と書かれた看板がある場所辺りからバスがほとんど前に進まなくなりました。通常は45分で勝尾寺に到着しますが、渋滞のため、1時間半経ってもまだ着きません。結局、途中でバスを下車し、歩いて勝尾寺まで行きました。お寺に着いてから見ると駐車場に入るために乗用車が待っており、それが混雑の原因でした。

受付で入山料400円を払い、境内へ。到着した時間が2時25分ぐらいで御開帳の3時まであまり時間がありませんでしたので、まっすぐ本堂へ向かいました。本堂が見える辺りに来ると、今度は長い行列が目に入りました。「御開帳を待っている人達か」と思いましたが、列の先が本堂右横にある納経所へ向かっていましたので、御朱印を待つ人達だと分かりました。

本堂の前へ行って、お参りです。5本の御結縁の綱があったので、それを握って観音様にお参りをしました。また本堂右側から中に入ってお参りできるようになっていたので、本堂内に入り、観音様にお参りをしました。観音像は量感があり、とてもたくましいお姿でした。また熱心にお参りしている方が多かったのも印象に残りました。

そして、長い列に並んで御朱印を頂きました。「南無大慈大悲観世音菩薩」と唱えながら印を押して頂き、とてもありがたかったです。

御朱印を待つ長い列

御朱印を待つ長い列

紅葉と本堂

紅葉と本堂