西国三十三観音霊場巡りの旅 成相寺(結縁御開帳)

成相寺(結縁御開帳)

巡礼記

訪問日:平成20年10月12日

旅館からジャンボタクシーに乗り、まずは宮津市の中心街の名所を観光。一番印象に残ったのは、宮津城址が完全に市街地になっており、石垣もわずか一つ残るだけになっていたことです。宮津市も今となっては城を完全に破壊したことを後悔しているかも知れませんが、失われた歴史的建築は完全には元には戻りません。

前回訪れた時は、天橋立駅から徒歩で遊覧船乗り場まで行き、そこから遊覧船、ケーブルカー、バスを乗り継いで成相寺まで行きました。しかし今回はジャンボタクシーなので、一気に駐車場まで行きました。途中、高配がものすごく急な箇所があり、運転がとても大変そうでした。

タクシーを降りると、早速、本堂で観音様にお参りです。納経所の方に堂内に入って構わないことを確認して、堂内へ。赤鬼、青鬼、地蔵菩薩、千手観音、そして美人観音様として知られている本尊の観音様を拝観することができました。

本堂でお参りした後、一願地蔵さん、西国三十三観音の観音様が全て祀られているお堂、閻魔大王、孔雀明王が祀られているお堂でお参りをしました。また鎮守の神社があったので行ってみると熊野神社でした。成相寺でも熊野の神様にお会いできて嬉しかったです。

お参りが終わった後、ジャンボタクシーの運転手さんが天橋立が綺麗に見える場所があるとのことで、成相寺から更に山の上に上がった「パノラマ展望所」に行きました。展望所で股のぞきなどをしながら、天橋立の景色を楽しみました。

本堂

本堂