西国三十三観音霊場巡りの旅 松尾寺(結縁御開帳)

松尾寺(結縁御開帳)

巡礼記

訪問日:平成20年10月11日

JR京都駅から特急「まいづる」に乗車し、JR東舞鶴駅へ。そこからジャンボタクシーに乗り込み、松尾寺へ向かいました。今回のお寺めぐりは一人ではなく、お寺めぐり仲間の方々と一緒です。前回訪れた時はJR松尾寺駅から徒歩で松尾寺まで行きましたので、タクシーからの風景を見ながら、「この道を歩いた」など懐かしく思い出していました。訪れた時も歩いてお寺に向かわれている方、お寺から戻られている方を見かけ、「ごくろうさまです」と声をかけたくなりました。

駐車場でジャンボタクシーから下車し、松尾寺の石段の前へ。案内板には「秘佛本尊七十七年目馬頭観世音御開扉」と書かれてありました。「七十七年ぶりの御開帳」、歴史的なイベントに参加する気分です。本堂に向かう途中には前回訪れた時にはなかった真新しい宝物館がありました。

石段を登り切ると目の前に特徴のある本堂が見えました。そして本堂の前に立ち、中を見ると馬頭観音様が祀られていました。最初は堂外からお参りしていましたが、お寺の方に確認後、内陣に入って観音様にお参りをしました。御本尊は、解説本等に掲載されている松尾寺の馬頭観音像のお前立ちよりもはるかに金ピカでした。内陣に写経されたものが納経されていたので、私もそこに写経してきた般若心経を納めました。前回の巡礼では最初の方にめぐったお寺では写経したものを納経していなかったので、今回の巡礼では全ての寺院で写経してきたものを納経するつもりです。

松尾寺は御朱印を頂く場所が本堂と離れていますのでそちらに移動しました。今回の巡礼では、御朱印帳として西国先達用の軸装納経帳を使うことにしています。軸装納経帳をそのまま納経所の方に渡したのですが、予め朱印を頂く箇所を開けて出すようなど色々と教えてもらいました。そして、ご詠歌護符と梵字本尊札を頂き、またカラー御影を200円で購入しました。

帰る途中、宝物館の前を通り、私個人は宝物館に入りたかったのですが、今回はグループで訪れており、この後の予定も決まっていましたので、宝物館には寄りませんでした。宝物館は次回の楽しみにとっておきます。

御開帳の案内

御開帳の案内