長命寺(結縁御開帳)
巡礼記
訪問日:平成21年10月4日
観音正寺で団体の方が「次は長命寺でお参りする」と言っていましたので、長命寺も混んでいると予想していましたが、その通り、混雑していました。上の駐車場が空くのを待つと先程の観音正寺の時のように随分と時間をロスしてしまいますので、ジャンボタクシーを降り、808段の石段を登ることにしました。
808段の石段、やはり大変でした。西国三十三所二巡目の結縁御開帳は一巡目で歩いた松尾寺、観音正寺はジャンボタクシーで行き、醍醐寺も上醍醐に登る必要がないので、「少しぐらいは歩きなさい」という観音様からのメッセージだと思います。長命寺なのですから、健康長寿の御利益があることでしょう。
本堂に着くと結縁綱にふれ、早速、内陣拝観をすることにしました。拝観料1000円が必要ですが、お守りと絵はがきがつきますので、そんなに高いことはないと思います。
まずは花山法皇の画があり、次は御本尊の観音様の拝観です。三体の観音様がいらっしゃり、真ん中は千手観音像、両脇は十一面観音像のように思えたのですが、公式ガイドブックによると両脇は十一面観音像と聖観音像だそうです。三尊合わせて一体の本尊と見なし、千手十一面聖観音と呼ばれているそうです。
内陣には御本尊以外にもたくさんの仏像が安置されていました。私的には准胝さまが祀られており、お会いできたのがうれしかったです。また、お寺の方による長命寺曼荼羅の説明があり、描かれている人物など、よく理解出来ました。
お堂を出て、境内を眺めると琵琶湖がとても綺麗に見えました。前回も思いましたが、長命寺の境内から見る琵琶湖は素晴らしいです。
本堂