西国三十三観音霊場巡りの旅 葛井寺(結縁御開帳)

葛井寺(結縁御開帳)

巡礼記

訪問日:平成20年10月18日

近鉄藤井寺駅で下車し、南出口から駅をでました。そして線路沿いに歩き、踏切の場所で右に曲がり、商店街の中を歩くと葛井寺に着きます。 訪れた日が10月18日、つまり観音様の縁日である18日のためか境内は凄く混雑していました。団体の参拝者が多数訪れているようです。それらの方がお参りを終わるまで境内の別の場所でお参りをし、ある程度すいてきたので本堂へ行きました。

拝観料300円を払い、堂内に入りました。堂内は混んでおり、千本の手がある素晴らしい国宝の観音像をゆっくりと拝観することはできませんでした。しかし、結縁綱をしっかり握って、お参りをしました。堂内右側でお寺の方の説明があり、それを聞いた後、堂内の後ろ側に行くとパネルの展示があり、そこでもお寺の方の説明がありました。千手観音の手に描かれた眼を展示しているパネルがあり、千手千眼観音と呼ばれる理由がよく理解できました。手と目という漢字を合わせると看になります。看という字を辞書で引くと、「よく見る」、「見守る」と書かれており、我々を温かく見守って下さる観音様をよく表していると思います。

境内には西国三十三観音の観音様が全て祀られている箇所があったので、そちらでもお参りをし、葛井寺を後にしました。

開帳案内

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