保福寺
訪問日:平成29年4月23日
十三番札所の大楽寺から歩いていきました。お寺に到着し、山門を見ると、「武蔵之国稲毛六阿弥陀第壱番、橘樹郡筑酉歳地蔵尊第拾弐番」と書かれた立て札が掲げられていました。
山門から境内に入り開帳塔婆を探しますが見当たりません。よく見ると、山門を入ってすぐ右にあるお堂から善の綱が出ています。綱を触りながらお堂に近づくと中にお寺の方がおられ、「中にどうぞ」ということでしたので、お堂に上がると、中央に石像の地蔵菩薩立像が祀られていました。「自身の身体の悪いところと同じ部分を触りながらお参りして下さい」と声をかけていただき、私は目が悪いので、お地蔵さんの目を触りながらお参りしました。
風邪を引いたときなどに「健康であることだけで幸せだ」と思いますが、身体の悪い部分を治してくださる地蔵菩薩像は保福寺(福を保つ寺)に相応しいお地蔵さんだと思いました。