都筑橘樹酉歳開帳地蔵霊場巡りの旅

笹ノ原地蔵堂

訪問日:平成29年4月30日

東急田園都市線・梶が谷駅で下車しました。改札を出ると、目の前の道を左方向に歩き、突き当りの交差点で右折、そこから少し歩くと笹ノ原地蔵堂に到着しました。

早速、結縁綱を握ろうと思いましたが、開帳塔婆が二本あることに気づきました。しかし、中央に建っている開帳塔婆が札所本尊の地蔵菩薩につながっていることは明らかでしたので、結縁綱を握った後、堂内に上がり、中央に祀られていた石像の地蔵菩薩立像にお参りをしました。御朱印をいただいた後、もう一本の開帳塔婆を確認すると、子育て地蔵像につながっていました。案内には

子育て地蔵は、いわば「子授け地蔵」でもある。昔、西国巡礼から戻った村人が、子を授かったお礼に建てたという。地元が講を作って守りつづけ、今も子授けを願う人の姿がみえる。
とありました。境内には、西国、坂東、秩父の供養塔もあり、今も続く、地元の方々の信仰を感じました。

お堂