越後三十三観音霊場巡りの旅

越後三十三観音霊場について

越後三十三観音霊場は鎌倉幕府五代執権である北条時頼公(最明寺入道)が康元元年(1256)に越後回国のおりに定めた大変歴史ある観音霊場です。

越後三十三観音霊場は広大な越後国の南北に札所が点在します。観音様に導かれて野を行き、山を行き、海辺を行く越後巡礼は変化に富んだ越後の自然風土のふところに抱かれる旅でもあり、土地土地の風土に培われた観音さまが巡礼の方々を温かく迎えてくださいます。

供養のため、祈願のため、また自身の修行をかねて、観音さまの心に出会う越後霊場をお参りしましょう。平成25年は北条時頼公が没して750年の節目となる年であり、越後三十三観音霊場では、4月29日から10月24日まで御開帳が行われます。

参考文献
「越後巡礼 -観音さまのお心に出会う旅-」、越後三十三観音霊場会案内書