本覚寺
巡礼記
訪問日:平成20年4月20日
京浜急行神奈川駅で下車し、青木橋から本覚寺の方向を見ると赤いのぼり旗が高台まで続いていました。高台へ続く参道を登ると山門があり、その前にアメリカ領事館碑がありました。これは良く知られているように1859年に横浜が開港した時、本覚寺がアメリカ領事館になったからです。また領事館時代に山門の一部がペンキで塗られ、今でも唐獅子などにペンキの後が残っているのが確認できます。これが日本で最初に使われたペンキであるとも言われています。
山門
唐獅子
山門をくぐって境内に入ると供養塔と大きな本堂が目に入りました。早速、供養塔の綱を握って観音様にお参りをし、次に本堂へ行きました。札所本尊の如意輪観音像は小さな像なので、分かり易い様に写真が本堂の前に展示してありました。そして本堂右隣の建物でお寺の方から御朱印を頂きました。
接待所へ行くと、永平寺のゴマ豆腐が売っていました。買いたかったのですが、今日は色々と寄る場所があるので買いませんでした。接待所の方によると大変美味しいそうです。接待所を後にして境内を散策すると本堂左隣にお釈迦様の涅槃像がありました。また様々な石像や石碑があり、本覚寺が昔から多くの人々に信仰されてきた寺院だということが分かります。
本覚寺のホームページを見ても、写経会、梅花流詠讃歌を毎月開催しているしっかりとした寺院であり、横浜を代表する古刹だと思います。横浜にもしっかりとした寺院が数多くあるということを知っただけでも、今回、旧小机領三十三観音霊場を巡った価値があったと思います。
本堂その1
本堂その2
涅槃像
(追記)平成20年4月28日に八番札所である宗興寺を訪れる途中に本覚寺に立ち寄り、ごまどうふを購入しました。大本山永平寺御用達、団助というお店のごまどうふで、一パックが500円でした。
リンク集
本覚寺ホームページ | 本覚寺公式ホームページ |
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