宗興寺
巡礼記
訪問日:平成20年4月28日
京浜急行神奈川駅で下車し、そこから歩いて行きました。外観はお寺らしくありませんが都市部ではこれからこういうお寺が増えていくと思います。供養塔の綱を握って観音様にお参りをし、扉を開けて堂内に入るとお寺の方が出てこられました。御朱印をお願いすると、「どうぞ、中に上がってお参りして下さい」ということだったので、中に上がりました。
そして、お寺の方が堂内を簡単に説明してくれました。真ん中には札所ご本尊の観音様が祀られており、その左隣に千手観音像が祀られています。こちらの千手観音像は近年のものですが、光背が千本の手で構成されており、非常に印象的な観音様です。また左右の襖(ふすま)には鳥が描かれており、その中にたくさんの人の顔が描かれていました。廊下には龍の彫り物があり、とても細かい芸当でした。
境内には、ヘボン博士が施療所を開いたことを記念する石碑、お寺の右隣には神奈川の大井戸がありました。
本堂その2