旧小机領三十三観音霊場巡りの旅 寿福寺観音堂

寿福寺観音堂

巡礼記

訪問日:平成20年4月27日

十八番札所である観音寺から、ららぽーと横浜まで歩き、そこからセンター南行きのバスに乗りましたが、そのバスはなんと観音寺の前を通過しました。観音寺前の横浜上麻生道路の藪根バス停で待っているとセンター南行きのバスが来ますので、そこで待っていましょう。バスがセンター南駅に到着すると、そこから徒歩で寿福寺観音堂へ向かいました。

今回の旧小机領三十三観音霊場巡りで一番興味があったのがこの寿福寺観音堂です。それは宗派が浄土真宗だからです。今まで様々な観音霊場のお寺を巡りましたが、浄土真宗のお寺は今回が初めてです。「どのように観音様は祀られているのか」、「お寺の方の対応はどうか」など、色々考えながら歩いていました。

寿福寺観音堂はセンター南駅から近く、ほどなく到着しました。まず供養塔の綱を握り、観音様にお参りをしました。次に観音堂へ行き、着座して観音様にお参りをしました。こちらの観音様は大きく、高さが170センチほどあるそうです。堂内にガイドブックに写真が掲載されている方がいらっしゃったので、「こちらのお寺は昔から浄土真宗だったのですか」と聞いたところ、昔は真言宗のお寺だったそうです。お寺の方も「霊場の札所寺院で浄土真宗のお寺は珍しい」とよく言われると言っていました。

寿福寺観音堂は堂内におられた方の対応が素晴らしく、気持ち良くお参りをすることができました。「浄土真宗だからどうなんだろう」と考えていた自分はつまらないことを気にしていたと思いました。私が今回の訪問で後悔しているのは、寿福寺の本堂に行かなかったことです。今度訪れた時は、本堂も含めてゆっくりお参りしたいです。

観音堂入口

観音堂入口

観音堂その1

観音堂その1

観音堂その2

観音堂その2