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傳通院寿経寺
寺伝
1415年に浄土宗第七祖了誉聖冏上人が小石川の極楽水というところに小さな草庵を結び、その庵を無量山寿経寺と呼んだのが始まりです。それから約二百年後の1602年8月2日に、徳川家康の生母お大の方が亡くなり、寿経寺を菩提寺と定めました。お大の方の法名「伝通院殿」から「伝通院」と呼ばれるようになりました。徳川家の庇護の下、関東十八檀林の一つとして大いに栄えました。
巡礼記
訪問日:平成19年4月14日
都営地下鉄三田線春日駅の6出口から地上に出て、春日通りに沿って歩きました。しばらく歩くと「伝通院前」と書かれた交差点があったので、そこを右に曲がると伝通院が見えてきました。
境内に入ると真正面に本堂が見えます。本堂までの参道には、指塚、法蔵地蔵尊祀られ、鐘楼堂がありました。法蔵地蔵尊は、脇待が観音菩薩、勢至菩薩で珍しい三尊像だと思いました。
本堂への階段を上がり、本堂前でお参りをしました。本堂内では法事が行われていたので、本堂内には入りませんでした。本堂の左隣には観音堂があり、「納経(御朱印)の方は休憩所(裏側)にお回り下さい」と書かれてあったので、休憩所に行きました。そこには十一面観音像が祀られていたので、観音様にお参りしました。また仏教まんがコーナーもありました。鐘を叩いてお寺の方を呼ぶようになっていたので、鐘を叩いてお寺の方に来て頂き、ご朱印を頂きました。お寺の方に江戸三十三観音の観音様はどちらに祀られているか聞いたところ、やはり本堂の中に祀られていると言われました。
伝通院には、お大の方や千姫など徳川家ゆかりの方のお墓があります。それらを見た後、本堂に戻ると法事が終わったようで参加者の方が本堂から出てきました。しばらく待って本堂の中に入りました。札所の観音様は大きく、遠くからもよく分かるりっぱな観音様でした。
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参道から見た本堂
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法蔵地蔵尊
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本堂その1
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本堂その2
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