江戸三十三観音霊場巡りの旅 Q&A

江戸三十三観音霊場 Q&A

Q1. 公式の御朱印帳はありますか

ありません(平成20年10月、浅草寺で確認)。一番札所の浅草寺で一般の御朱印帳を購入し、それを江戸三十三観音用に使用する方が多いようです。ちなみに浅草寺で購入すると、江戸三十三観音と表に書いて頂けます。

Q2. お勧めの本はありますか

(1) 「江戸三十三所観音巡礼」 新妻久郎著、朱鷺書房

江戸札所会が「江戸三十三観音札所案内」という案内書を出していますが、あまりお勧めしません。それよりも巡礼本ではお馴染みの朱鷺書房から出版されている「江戸三十三所観音巡礼」をお勧めします。

著者が「江戸三十三観音霊場めぐり」のバスツアーに参加した時にお寺で聞いた話や頂いたパンフレットなどに記載されている縁起が分かり易く書かれています。この本はガイドブックとしてだけではなく、読み物としても面白いと思います。各札所の地図も書かれていますが、巡礼時には東京の地図帳を別に持っておいた方が良いと思います。

唯一不満があるとすれば、お勧め巡礼コースが書かれていないことです。どなたか、出来るだけ札番通りで効率の良い巡礼コースを知りませんか。

(2) 「東京近郊仏像めぐり」 GAKKEN MOOK

江戸三十三観音めぐりの本ではありませんが、東京近郊の仏像が良くまとまっている本なので紹介します。

お寺めぐりの本といえば、京都・奈良などの寺院を紹介した本が大半で、東京近郊のお寺を紹介した本はほとんどありませんでした。本書は約六割のページがカラーで、それぞれのお寺の仏像を分かり易く紹介しています。私自身、「東京近郊にこれだけの素晴らしい仏像があるのだ」と驚きを感じながら読みました。

江戸三十三観音めぐりの途中で、この本に紹介されている寺院に立ち寄り、様々な仏像と出逢い、感じる。そうすれば、江戸三十三観音めぐりが更に楽しく、有意義なものになると思います。