大安楽寺
寺伝
明治時代の初め、高野山から東京に出てきた山科俊海大僧正が小伝馬町を歩いていると霊がさまよえるのを感じました。それは江戸時代、小伝馬町が徳川幕府の牢獄・刑場だったからです。そこで山科大僧正は小伝馬町にお寺を建立したいと考え、その志に賛同した大倉喜八郎と安田善次郎が勧進し、大安楽寺が建立されました。
巡礼記
訪問日:平成18年6月4日
上野駅から地下鉄日比谷線に乗車し、小伝馬町で下車しました。出口4の目的地の一つに大安楽寺の名前も書いてあります。出口4から左方向に進むとすぐに江戸通りにでるので、そこを左に曲がると大安楽寺に着きます。
境内には、江戸八臂辨財天、処刑された人々を供養する延命地蔵尊が祀られています。境内は狭いですが、非常に凝縮された感じがします。本堂でお参りをした後、本堂に隣接する庫裏でご朱印を頂きました。
延命地蔵尊
本堂