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人間として成長することを目指し、寺社巡りをした時に感じたこと、気づいたことを紹介

  1. 関東地方寺社巡り

2018年 鎌倉 四万六千日詣り

8月10日は鎌倉市にある杉本寺、安養院、長谷寺の四万六千日詣りの日です。この日にお参りすると四万六千日分のお参りをしたのと同じ御利益が得られると言われており、多くの人々が参拝に訪れます。鎌倉市観光課のホームページに

長谷寺(長谷観音)
当日のみ午前4時から午前8時までは拝観無料
杉本寺(杉本観音)
開門:午前0時、閉門:午後4時30分
午前6時から大護摩供、午前10時から大法要
安養院(田代観音)
当日のみ午前5時から午前9時までは拝観無料

と書かれており、今まで、四万六千日の日に何度も長谷寺に訪れていますが、拝観料が無料となる時間帯に訪れたことがなく、今年はその時間帯に訪れようと思いました。その理由は拝観料が惜しいからではなく、その時間帯に訪れることにより、今までと違った景色が見られるのではないかと思ったからです。

長谷寺

JR横須賀線に乗って、JR鎌倉駅へ。駅からバスに乗り、バス停「長谷観音」で下車。この時点で午前7時20分でした。無事、訪れたかった時間帯に到着することができました。少し歩くと長谷寺に到着。すると、早速、いつもと違う風景が。いつもは山門は閉じられていますが、今回は山門を通って境内に入る形となっていました。

山門からの入山

山門からの入山

山門にはお寺の方がいらしたので、あいさつをして中へ。石段を登って、歩を進めると、観音堂に到着。観音堂の入口でお寺の方から観音様の御影(おみえ・おすがた)をいただきました。これもいつもとは異なる風景です。ちなみに観音様の御影はこの時間帯以外でもいただけます。観音堂内のお寺の方に「観音様のおすがたはまだありますか」と尋ねてみましょう。四万六千日に長谷寺を訪れたならば、必ず御影をいただきましょう。

長谷観音の御影

長谷観音の御影

観音堂内を進み、長谷観音像の前へ。左手首に結ばれた五色の結縁綱を握って参拝できるようになっており、結縁綱を握ってお参りしました。また「内陣にてお参りができます」と書かれた案内板があったので、内陣に入りました。内陣には長椅子が二列に並べられており、そこに座り、観音像を眺めながら、僧侶の読経を拝聴しました。内陣参拝もこの時間帯のみ可能なことです。

「早起きは三文の得」ということわざがあるとおり、四万六千日の日は早起きをして、長谷寺を訪れましょう。得られることは三文以上のものがあることを保証します。

安養院

長谷寺の拝観終了後、歩いて、安養院に向かいました。こちらは午前9時までは拝観無料とのことで、到着したのは8時40分ぐらいでした。山門にいつもある拝観料を入れる箱はなく、山門から境内に入り、本堂でお参りをしました。

安養院

安養院

杉本寺

安養院を出た後、JR鎌倉駅へ戻り、そこからバスに乗り、杉本寺に向かいました。バス停「杉本観音」で下車。杉本寺は四万六千日は終日無料で入山できます。石段を登って、仁王門をくぐり、更に石段を登ると本堂に到着。本堂前には長い列があります。「きっと御朱印をいただく列だ」と思い近づくとそのとおりでした。最近の御朱印ブームは改めて凄いと思いました。堂内に入り、お参りした後、靴を脱いで、お堂に上がり、三体の観音様に改めてお参りをしました。霊場としての雰囲気は杉本寺が一番ですね。

苔むした石段

苔むした石段

本堂

本堂

覚園寺

8月10日は覚園寺の黒地蔵縁日でもあり、午後12時までは無料で拝観することができます。杉本寺から歩いて覚園寺に行き、黒地蔵尊、薬師三尊などの仏様に手を合わせました。

山門と案内板

山門と案内板

最後に

今年は猛暑なので、お寺とお寺の間を歩くのはなかなか大変でしたが、「訪れて良かった」と思えるお寺めぐりができました。これからも、8月10日には、長谷寺、杉本寺、安養院、覚園寺を訪れたいなと思います。

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