6月は紫陽花の季節です。関東地方は梅雨入りしましたので、週末の晴れの日はとても貴重です。6月9日土曜日の天気予報は晴れなので、鎌倉に紫陽花を見に行こうと思いました。鎌倉の紫陽花といえば、明月院を中心とした北鎌倉エリア、長谷寺を中心とした長谷エリアを思い浮かべましたが、今回は長谷寺に行くことにしました。
長谷寺
横須賀線に乗り、JR鎌倉駅に到着。バスに乗り、バス停「長谷観音」で下車。バス停から長谷寺に向かう道は人で一杯です。長谷寺に到着すると、あじさい路への入場待ち時間が120分との表示が。やはり、紫陽花の季節の長谷寺は大人気です。拝観券を購入し、境内に入る時に整理券をもらうと、そこには番号が記入されており、自分の番号が入場可能になったかをあじさい路入口などに設置されている案内板で確認できます。
あじさい路には入れませんが、境内は花菖蒲などが綺麗でした(紫陽花もありました)。御本尊の観音様にお参りした後、入場可能な番号を見ても、まだまだです(数字は10分から15分毎に1つ増えるとのことです)。よって、一度、長谷寺を出ることにしました。整理券と拝観券があれば、当日の午後5時までに限り、お寺に再入場できます。
光則寺
まずは長谷寺近くの光則寺に行くことにしました。山門にある入山料を入れる箱にお金を入れ、「四季の光則寺山野草と茶花マップ」を手に取ると、たくさんの花の名前が記入されており、驚きました。マップに記載の通り、境内には様々な花があり、楽しめました。
高徳院(鎌倉大仏)
次は鎌倉大仏の高徳院を訪れました。鎌倉大仏と紫陽花が一緒に撮れるスポットはないかと思いましたが、残念ながらありませんでした。しかし、境内には所々に紫陽花が咲いており、綺麗でした。特に白に少し赤が混じった紫陽花があり、源氏の白と平家の赤が混ざったようで、鎌倉に相応しいなと感じました。
再び、長谷寺
この時点で大体良い時間になりましたので長谷寺に戻り、入口近くに設置されている案内板に表示されている番号を確認すると、入場可能となっていましたので、再入場入口から境内に入り、あじさい路に向かいました。
まずは堂外に祀られているお釈迦様と四天王像の周りに供えられている紫陽花を鑑賞。とても綺麗で、この時点で「2時間待って良かった」と思いました。
あじさい路は細く狭い道を登っていく形になり、綺麗に咲いている紫陽花を眺めながら歩を進めると、上段に到着。そこから見る由比ヶ浜の景色はとても美しく、ここでも「2時間待って良かった」と思いました。
上段から下りになり(下る途中に和み地蔵像もあるので、お忘れなく)、下りきって経蔵の竹林から紫陽花を見ると、こちらも絵になる風景でした。
最後にまたお釈迦様と四天王像に戻り、お釈迦様に手を合わせました。長谷寺の紫陽花、これだけ人気がある理由がよく分かりました。
御霊神社、成就院、極楽寺
長谷寺を出た後、長谷駅ではなく、極楽寺駅まで歩くことにしました。途中、御霊神社があり、江ノ電と紫陽花の写真を撮る人、御朱印をもらう人で境内は賑やかでした。
成就院は以前は鎌倉を代表する紫陽花の名所でしたが、参道のアジサイ262株は宮城県南三陸町へ2016年に贈られたので、今は少しだけ在る状態です。それでも、由比ヶ浜との景色は訪れた人誰もが思わず声を上げる絶景だと思います。
極楽寺では山門近くに紫陽花が咲いていました。
終わりに
これでこの日の長谷エリアでの紫陽花鑑賞は終了しました。鎌倉で必ず訪れるべきイベントを選ぶとすると、長谷寺の紫陽花は絶対に外せないほど素晴らしいものでした。全国の人に自信を持ってお薦めします。但し、極楽寺駅からの江ノ島電鉄は激混みでしたので、混雑は覚悟でお願いします。
初めまして?。長谷寺は紫陽花が有名ですね?。私は鎌倉市へ向かいましたが神社、御寺が多い印象です。
こんにちは。長谷寺の紫陽花は有名で、沢山の人が訪れますよ。